モブ猫日記

趣味・独り言・壁打ち用

旭川のいじめ事件

大人になった今でもいじめられた頃の記憶は消せないし、ふとしたきっかけでフラッシュバックする。

旭川のいじめ事件。
ちょうど彼女と同年代の頃に私もいじめに遭った。
同級生のちょっとした嫌がらせ、陰口。
多感な時期だから、悪ふざけだと思うようにしていた。自分に問題があるせいだ、と思い込んでいた。
でもやっぱりあれはいじめだったんだと再確認した。
自分は運良く周りに助けられ生き延びられたけれど、大人になった今でも理不尽ないじめに遭う。
頑張って生きても、現実にいじめはなくならない。
トラウマもなくならない。
本人が死なない限り、法律で裁けないからだ。
死んでからじゃ遅いのに。

いつまでたってもこの世界が変わらないことに絶望する。
いじめられた人間が死に、いじめた人間が生きているからだ。
そういう人間とこれからも同じ世界で生きていかなきゃならないと思うとゾッとする。

私は被害者の気持ちが理解できる人間でよかったと心から思った。
そうでなければ、知らず識らずのうちに人を傷つけ人殺しとして生きることになっていたかもしれない。
どちらも背負ってしまうから、そうする力がある人間は被害者も加害者もいなくなるよう尽力してほしいと思う。